フェレットの多頭飼いについて注意点
2016/08/06
フェレットは多頭飼いに向いている?
フェレットを飼っているとだんだんともう1匹ほしいな…なんて気持ちも出てくるかもしれません。
私はすごく思います!
やっぱり1匹だけで飼っていると家族全員でかけている時に寂しいんじゃないかと思ってしまいます。
(実際はほとんど寝ていて気にしてなさそうですが(笑))
なによりフェレット同士で遊んでいる姿はとても楽しそうで見ているこっちも楽しくなります。
しかしフェレットを複数同じケージで飼えるものなのでしょうか?
結論としては飼えます!
ただしやはり注意点はあるのでご紹介します。
相性
フェレット同士にも相性があります。
それは出身ファームの違いであったり、性格だったり、いろいろあると思いますが全ては運次第です。
全く別のショップで別々の時期に購入し、出身ファームも違っても馴染む子もいれば同じファーム同士の子でも相性が悪い場合があったりするようです。
最初から相性がよく仲良くできるようなら良いのですがそうでなければまずは別々のケージを用意して段々と慣らしていく必要があります。
ストレス
新しくお迎えした子には環境の変化などでストレスが掛かるものですが、元からいた子にもストレスがかかる場合があります。
その結果食欲不振や下痢など体調を崩してしまう事もあるのでそういう場合もやはり別々のケージで徐々に慣らしていってください。
食欲不振や下痢などの症状がひどい場合はお医者さんに連れて行きましょう。
病気
多頭飼いでは病気にも余計に気を使います。
例えば便の様子がおかしい場合、どちらの子の便がおかしいのか分かりません。
このようにどっちの子が不調なのか判断に困る場合があります。
また、片方の子が病気になった場合病気によってはもう片方の子にも感染ってしまう事も考えられます。
単独飼育の場合にも体調には気を配ることが大切ですが多頭飼いの場合は更に気をつける事が増えてしまいます。
飼い主の負担
注意するのはフェレットだけではありません。
世話の負担ももちろん増えます。
エサやトイレ掃除は良いかもしれませんがシャンプーや爪切り、耳掃除など1匹でも少し大変な事が倍になってしまいます。
更に心配なのが経済面です。
フェレットは比較的病気になりやすい動物です。
治療代は高額になりやすく、それがもし2匹同時に発病したら……。
それでも多頭飼いは魅力がいっぱい
デメリットも挙げましたがそれでもフェレットの多頭飼いはすごく魅力的です。
実はここまで書いておいてなんですが、私はまだ多頭飼いの経験はありません。
何度も考えて調べたりもしましたが、結局1匹に愛情を集中して注ぐことにしました。
でもやっぱりいつかは多頭飼いしたいです!